2023/09/25-2023/09/29の注目通貨ペア
今週の注目通貨ペア : GBP/CHF
注目チャートの解説
GBP/CHF
GBP/CHF週足
- A : 高値圏レンジ上限
- B : 高値圏レンジ下限
- C : 高値圏ブレイク前回安値
- D : 史上最安値
現在はABの高値圏レンジをCで下にブレイクしてDの史上最安値をつけたあと調整中の位置です。
史上最安値付近では「これより下にはいかないだろう」という期待を持つことができます。 この期待に対して「素直に逆張りでロングする」という考え方と「大勢の期待が裏切られることでさらに下がると考えて順張りでショートする」という考え方が衝突します。 どちらも間違いではないのでどちらの立場に立つかは自分のルールで決めておくことです。
GBP/CHF日足
- B : 高値圏レンジ下限
- C : 高値圏ブレイク前回安値
- D : 史上最安値
- a : 日足サイズの下降イメージ
- ① : 日足サイズの現在注目レンジ
日足の方向は下方向です。BCを下に抜けた動きで史上最安値Dをつけ、その調整波として①のレンジを形成しています。
日足の方向に順張りするルールとしては①のレンジを下に抜けることを第一に考えます。 ただし、史上最安値付近では下からどのような圧力を受けるか未知数であるため目標ラインを定めるのが難しいです。
GBP/CHF4時間足
- b : 4時間足サイズの下降イメージ
- ① : 日足サイズの現在注目レンジ
- ② : 4時間足サイズの現在注目レンジ
日足サイズの①レンジの中に4時間足サイズの②レンジが形成されています。 このレンジから分かることは、値動きがかなり収縮しているのでそろそろ動き出す可能性が高いこと、そして、 値動きが下限に寄って下優勢であることです。
史上最安値が敵であるという事実さえなければ迷わずショートできる条件ですが、 史上
その他のチャート分析
EUR/JPY
EUR/JPY4時間足
- ① : 主要レンジ
- ② : 現在注目のレンジ
- ③ : 現在注目のレンジのインナーレンジ
- a : 上昇のイメージ
- a+ : 上昇圧力の空間
注目している通貨ペアの経過です。主要レンジ①をaの動きで上に抜け、現在注目レンジ②を形成しています。 さらに、②の中で小さなレンジ③も形成しており、値動きが収縮している状態です。
上昇の動きaは、a+の上昇圧力空間を持っており、仮に②③を下に抜けても①が主要レンジとして上昇を支えることが考えられます。
日足の方向は上方向なので、aの動きに合わせてロングを狙いたいところですが、 これより上は史上最高値付近での攻防となってくるため、警戒も必要です。
レンジはしっかりとパワーを溜めていますが、史上最高値付近での力は未知数であるため素直についていくかは自分のルール次第です。
EUR/GBP
EUR/GBP日足
- A : 注目高値
- B : 注目高値圏のネックライン
- C : 最後の押し目候補
- D : 現在の上昇の起点
- a : 長期的上昇トレンド
- b : 短期的下降トレンド
- ① : 現在注目のレンジ
注目している通貨ペアの経過です。 現在aの上昇トレンドが、短期的な下降トレンドbに押されて崩れ気味となっている位置です。 上昇トレンドaが崩れたわけではないので目線は上を継続中です。
①のレンジに注目していましたが先週の動きでそれを上に抜けるような動きとなりました。 すでにポジションを持った人は結果待ちの状況です。 aの上昇トレンドの存在は支えであり、トレンドaの上昇が成功するならば高値Aを抜けてさらに上昇するところまで考えられますが、 bの下降の勢いも強いためすぐにネックラインBからの戻り売りが入る可能性もあります。 この辺の動きには注意が必要です。
AUD/JPY
AUD/JPY4時間足
- ① : 上昇の中の三角保合い
- ② : サイズ大のレンジ
- ③ : サイズ小のレンジ
- a : 上昇のイメージ
- b : ②上限からの売り圧力イメージ
注目している通貨ペアの経過です。 上昇の中の三角保合いをaの動きでブレイクし、③の小さいレンジをさらにブレイクし、現在②の大きいレンジの上限付近です。 三角保合いの鉄板パターンで動いています。
三角保合いのブレイクでのエントリーは最小の損切幅でレンジブレイクポジションを持つことができますが、 三角保合いは水平線のレンジが支えとならず、反対に敵として何度も水平線のレンジが登場してきます。 現在③のレンジは突破しましたが、今度は②のレンジが敵となっています。
これらのレンジでしっかりとした抵抗を受けながら上昇していくことで味方も増えていくため悪いことではありませんが、 レンジ幅分の戻しがある可能性やレンジが継続することによる価格の停滞は覚悟しておかなければなりません。
今週は②のレンジ上限でどのような値動きを見せるのか注目です。