じっくり様子見のUSD/JPY

USD/JPY 4時間足

現在位置は2017年から作られている高値ラインAの直下です。直近の動きは上昇トレンドaによって上向き継続中です。上昇トレンドaが完全に崩れるのは押し目ラインBなのでトレードするならばロングです。しかし、上から押さえているのは年レベルのラインなので年レベルの強い売りが突然発生することが予想できます。円②のように少し抜けたからといってロングするのはやや根拠が弱いです。

今後まだ①ブロックが継続するならば、次は年レベルの売りに合わせた逆張りトレーダー達が損切りする可能性が出てくるのでもっと上昇しやすいトレードチャンスが訪れます。ロングを狙うならばそこまで待ちましょう。

円②のように一時的に抜けた後で急落するような形を「だまし」と呼びますが、今回のように年レベルの下げ圧力の存在が分かっている場所では回避できて当たり前の動きです。FXは何が起こるか分からないので「試しにロングをしてみる」という考え方をするのは自由ですが、この急落の存在は理解した上でのロングになります。もしここで負ける形を予想できていないのであれば分析の質をもう少し高めましょう。

素直な動きをしているGBP/CHF

GBP/CHF 日足

上昇aのあと1.30000で強く押さえられ、①ブロックを作りました。その後①ブロックを下に抜け、円②のように素直に戻り売りが入りました。もしトレードをするならば上昇aの向きに合わせてロングするのでこの動きは様子見です。下から一段下のブロック高値ラインAと上昇aの起点ラインBが支えています。円②の戻り売りも成功するかは分かりません。ロングを考える場合はまず①ブロック内に戻るかどうかだけ注目しておきましょう。