2022/08/15-2022/08/19の注目通貨ペア
今週の注目通貨ペア : GBP/AUD
注目チャートの解説
GBP/AUD
GBP/AUD 週足
- A : 2021年最安値
- B : ショート第一目標ライン
- C : ショート第二目標ライン
- D : ショート第三目標ライン
先週はずっと注目していた2021年最安値ラインAとの戦いに決着がついて下に抜ける動きになりました。 ここでショートポジションを持つことができた場合の目標ラインはB又はC又はDとなります。
最初に戻りが入るリスクが高まるのがBです。 過去の下降の安値更新と上昇の押し目となっているちょっとした注目ラインです。 最も安全にいく場合はBで利益確定します。
強気で攻める場合はC又はDまで持ちます。 今回下にブレイクした2021年の最安値は2018年からの注目安値でもあったので、 ここを抜けたということは4年分の動きに決着がついたとも言えます。 非常に大きな下降になる可能性も考えられるので強気のホールドも選択肢に入ります。
GBP/AUD 日足
- A : 2021年最安値
- ① : 注目していたレンジ
- a : 安値ブレイクに繋がった動き
先週まで①レンジに注目していました。 結果的にaのような形でレンジを下にブレイクしました。 レンジブレイクを根拠にすでにポジションを持っている人はこのブレイクからの戻り売りも含めてショートが成功するか見守る時間となります。 レンジブレイクからの戻り売りを狙う人はこれからまだチャンスがあります。
現在は確定で下に抜けたという事実がありますが、 これはショートを後押しする根拠が追加されて圧倒的に有利になったというだけでまだ逆転負けする可能性もあります。 これで勝利だと勘違いして満足しないようにしましょう。 トータルで勝つためには自分が計画を立てた目標ラインまでの利益をしっかり掴んでいくことが大事です。
その他のチャート分析
GBP/CHF
GBP/CHF 週足
- A : 実質史上最安値
- B : ショートの第一目標
- C : ショートの第二目標 & 史上最安値
史上最安値はコロナ相場で作られたCのラインですが、 このような通常の動きではない部分を除外して考えるのであればA付近が実質史上最安値となります。 先週までの動きでこの実質史上最安値Aを少し抜けたあたりで止まっていた価格がさらに下に動き出しました。 ほぼ史上最安値のエリアなので大きなロングが入ってくる可能性もあり急上昇も警戒しなければなりませんが、 現在は本当の史上最安値Cを崩しに行くようなショートも有力です。
GBP/CHF 日足
- A : 実質史上最安値
- ① : 過去の注目レンジ
- a : ①レンジの安値ブレイクを作った動き
- ② : 過去の注目レンジ
- b : ②レンジの安値ブレイクを作った動き
- ③ : 先週までの注目レンジ
- c : ③レンジのブレイクの動き
レンジからレンジへしっかり足場を作りながら下げている動きです。 先週まで注目していたレンジ③を再び下に抜けました。 すでにレンジからショートを持っている人は結果を待つ場面です。 今度の足場③はやや小さめで①②ほど根拠は強くありません。 ただし、史上最安値付近での攻防なので何かが起こりそうです。
何かが起こりそうなところではほぼ確実に大きな動きがあります。 順張りでショートの場合も逆張りでロングの場合も自分の立場を明確にして、 勝つときはちゃんと勝つ、負けるときは潔く負けるを徹底することが大切です。