2022/05/16-2022/05/20の注目通貨ペア
今週の注目通貨ペア : USD/CAD
注目チャートの解説
USD/CAD
USD/CAD 週足
- A : 2016年注目高値 & 1.360
- B : 2015年注目高値 & 1.340
- C : 2021年最高値
- D : 2016年最安値付近 & 1.250
現在位置は2020年からの下降トレンドの戻しのような位置です。ここからロングをするとしても週足レベルでは下目線なので上方向にどこまで戻すのかを考えるトレードになります。
ロングが成功するかどうか分けるのは2021年最高値であるCラインで、ロングの目標ラインはAラインかBラインになります。このロングを下から支えるのはDラインで最終損切り位置もここになります。
USD/CAD 日足
- C : 2021年最高値
- D : 2016年最安値付近 & 1.250
- E : 2021年1月からの注目高値 & 1.285
- a : 日足レベルの上昇の動き
- ① : 2021年7月からのレンジ & 1.245 - 1.280
- ② : 2021年9月からのレンジ & 1.245 - 1.290
日足レベルで上でも下でも動ける形になっていましたが、先々週までの動きで上方向に偏り、先週の動きで上に抜けました。2021年の最高値Cラインを完全に抜けることでこのトレードは勝利になりますが、現在は当然のように強い抵抗を受けています。今週もしくは来週には強い動きが発生するかもしれません。
USD/CAD 4時間足
- C : 2021年最高値
- D : 2016年最安値付近 & 1.250
- E : 2021年1月からの注目高値 & 1.285
- L : 最終ロングポイント
- 損切A : 最小幅での上昇起点
- 損切B : 最大幅での上昇起点
現在位置からのロングポジションは2021年最高値Cラインを抜けるかどうかがポイントです。損切り位置は最小で損切Aのラインなので、できるだけ下から入ることで損切り幅を小さくすることができます。ただし、下から入りすぎると負ける確率が高くなるので自分のルールと相談しましょう。どんな入り方をするにしてもここからのロングポジションは2021年最高値Cラインを抜けるかどうかにだけ注目しておくことになります。
その他のチャート分析
GBP/CHF
GBP/CHF 週足
- A : 2017年からの注目高値 & 1.330
- B : 2021年最高値
- C : 2016年最安値付近 & 1.170
現在位置は大きなレンジの真ん中付近です。週レベルではやや下方向に寄っていますがほぼ横向きレンジです。2021年の上昇を作って起点でもあるCラインを下限、2021年の最高値Bラインを上限としてどちらに寄る動きをするか様子見するところです。
GBP/CHF 日足
- B : 2021年最高値
- C : 2016年最安値付近 & 1.170
- a : 2021年の上昇の動き
- ① : 2021年11月からのレンジ & 1.215 - 1.255
日足レベルでaの上昇を根拠にするのであれば上に抜ける動きを追いたいところです。しかし、現在は下方向にじわじわ動いています。どちらにも動けそうですが短期的にはショートが有利そうです。その場合上昇起点のCラインが目標になりますが、aのような上昇の事実が存在しているので簡単なトレードではありません。一度下に抜けてから急上昇によって損切りされる可能性も大いにあるので注意が必要です。
GBP/CHF 4時間足
- ① : 2021年11月からのレンジ & 1.215 - 1.255
- ② : 2022年3月からの最小のレンジ & 1.210 - 1.240
最小サイズでは②のブロックが注目です。このブロックを上に抜ければ上、下に抜ければ下と考えることができそうです。ただし、全体でははっきりとした方向性がなく横向きに動いていることを考えると急に反転する可能性は十分にあるので警戒しておきましょう。