トレンドはまだ継続の方向へ

先週はトレンドの調整中と見ていた通貨ペアにトレンド継続の動きが出ました。

USD/JPY 日足

USD/JPYは、上昇方向への動きが出ています。

しかし、①ブロックは前年の高値ラインと前月の高値ラインがあり、どんな抵抗があるか分かりません。

②ブロックのレンジに十分なパワーが溜まったと判断できるまで待たないと上昇についていくのは難しいです。

USD/JPY 4時間足

先週の上昇で③のブロックを上抜きました。今後の値動きをaのような動きで考えるならば、ロングできるかもしれません。

しかし、日足の分析で上に抵抗が多いことを考えると、思い通りに伸びてくれずに逆行するリスクは理解しておく必要があります。このような場面でリスクを考えずに慌ててトレードをすると計画にない損失となってしまう可能性があるので注意が必要です。

GBP/JPY 日足

GBP/JPYも①ブロックを抜いてトレンド継続の動きが出ています。

勢いのあるトレンドなので、このルールでは入るタイミングがありません。

GBP/JPY 4時間足

先週は②ブロックを上抜きました。

このような上昇は、もっと下のほうからロングしている人達が利益を伸ばすところであり、ここから狙うようなものではないと考えます。

一度止まってレンジを作ってくれるまではチャンスがありません。

EUR/AUD

EUR/AUD 週足

aのような上昇を見れば現在は押し目、bのような下降を見れば現在は戻り目となる位置です。

EUR/AUD 日足

日足レベルの動きでは、cのような下降の波があり、現在はどこまで戻すのかに注目するところです。

EUR/AUD 4時間足

①のブロックを上抜いています。

dのような動きで上昇していく可能性がありますが、日足の方向性は下向きなのでどこかで急落する恐れもあります。

ロングをするにしてもここではやや遅いので、もう少し様子見するべきです。

AUD/USD

AUD/USD 週足

下降の波でしたが、aのようにV字で戻っています。

上からの圧力を受ける現在の位置では何が起きるのか分かりません。

AUD/USD 日足

日足レベルでは、bのような上昇をして、②のブロックでレンジを作っています。

この動きは理想的で、②にパワーが溜まってきているので上に抜けるとロングできます。

AUD/USD 4時間足

③のブロックが注目です。内部に④のブロックも存在し、2つのパワーが溜まっています。

cのような上昇を考えるのであれば、ロングの計画を始めてもいいかもしれません。

ただ、週足レベルでは上からの抵抗があることと、先週の値動きは一時的に下向きだったことを考えて、まだチャンスとは見ません。

AUD/JPY

AUD/JPY 週足

aのような下降の波で、現在は強めに戻しています。

週足レベルでは難しい位置です。

AUD/JPY 日足

bのような上昇をして、①のブロックでレンジを作っています。

レンジとしてはやや弱い形ですが、上昇の流れではあるので抜けたらロングでついていくこともできます。

AUD/JPY 4時間足

②のブロックが注目です。cのような上昇を考えるならばロングできるところです。

しかし、週足での位置が難しい位置なので、トレンドの調整が入るとどこまで急落するかは分かりません。

もう少しレンジにパワーが溜まるのを待つほうがいいかもしれません。「一度抜けてくれれば絶対においしいポジションになる」と言えるまで待つのがポイントです。